お天気めがねの家庭菜園日記

気象予報士10年目。2019年春からは新米パパ。ベランダ家庭菜園日記です。日々成長する可愛いチルドレンの日常と最新のお天気情報をお届けします!家庭菜園は2018年夏から始めたばかりの初心者ですがよろしくお願いします!(ブログ開始日:2018/12/3)

【天気コラム】本日は二十四節気の「清明」。今後、平年値を上回る暖かさは戻るのか?(2019/4/5)

 

本日は二十四節気の「清明」。

清明は「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。

花が咲き、チョウが舞い、鳥は歌い、空は青く澄み、爽快な風が吹き、すべてのものが春の息吹を謳歌する頃。

南からは燕がやってきて、本格的な農耕シーズンの始まりです。

 

さて、寒の戻りで育苗中の温度管理に悩む日も増えてきましたが、今後はどうなるのでしょうか。

 

いつものように、これまでの経過を振り返りつつ、最新の気象庁発表情報をもとに、今後の天気の傾向に迫りましょう。お天気コラムスタートです(・ω・)/

 

目次

 

過去数か月の天気傾向

まずはエリアごとに、2月からの気温の動向をみておきましょう。

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 出典:気象庁「前3か月間の気温経過」

2月上旬~中旬にかけて北日本中心に一時的な強烈寒波が来ましたね。それ以降は全国的に平年値を大きく上回り、季節外れの春の陽気が続いていましたが、3月中旬と下旬には断続的に寒の戻りがありました。

 

前年度の同時期の平年差を見てみると、前年度は3月に入ってから平年より暖かい日が多くなったことが分かります。

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出典:気象庁「前3か月間の気温経過」

 

では、各主要地点を詳細に振り返ってみましょう。過去3か月の日気温平均と日照時間の推移です。

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これまでは例年よりも気温の高い水準で三寒四温となっていましたが、ここにきて高温傾向に急ブレーキがかかったカタチですね。

 

最高気温と最低気温に書き変えたものも載せておきます。

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マップで全国的に確認してみましょう。

 

過去5日間平均気温で見ると、寒の戻りの影響で、全国的に平年よりも低かったことが分かります。

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ただ、過去30日間平均気温でみると、全国的に平年値を上回っているところがほとんどなので、平年よりも高い水準で三寒四温となっていたことが分かります。

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出典:気象庁「天候の状況」 

 

なお、2018-2019年の冬が暖冬だったかに関してご興味がある方はこちらをどうぞ↓↓↓ 

【天気コラム】今年度の冬は暖冬だったのかを振り返る(2019/3/2) - お天気めがねの家庭菜園日記

 

この先1週間の予報

では、気になる今後はどうなるでしょうか。

いつも通り、気象庁の週間予報からチェックしてみましょう。

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気象庁「週間天気予報」を加工して作成

天気は周期変化。札幌は明日6日以降は最高気温が平年値に届かず。一方、西~東日本の期間前半は春本番の暖かさが復活。ただ、終わり頃にはまた寒の戻りとなりそう。

ちなみに、5日頃と8日頃はまた春の嵐といった感じで荒れそうなので、苗が倒れないように注意ですよ。

 

東京・大阪・名古屋・福岡などの西~東日本都心部での最高気温19~20℃は4月中旬並みの暖かさです。また、札幌で最高気温11~12℃は4月中旬並みの暖かさです。

 

この先1か月の予報

この先2週間の気温を地点別に見ておきましょう。2019年4月4日気象庁発表の確率予報資料をもとに7日間平均気温の予測グラフを作成します。

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出典:気象庁「確率予報資料」を加工して作成

寒の戻りの影響で全国的に平年値以下の気温となっていましたが、今後2週間の7日間平均気温はゆっくり右肩上がりではあるようです。ただ、平年値を上回る暖かさとなるかどうかは微妙なよう。久々に平年値以下の水色が長く見えていますね。

 

では、マップでも確認しておきましょう。2019年4月4日気象庁発表の1か月予報です。 まず1週目。

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出典:気象庁「季節予報」

週間天気予報でも見たように、期間後半の寒の戻りのため全国的に平年よりも低くなりそうです。

 

そして2週目です。 

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出典:気象庁「季節予報」

2週間先予測で見た通り、北日本では平年よりも低く、西~東日本では平年並みか低い状況が続く可能性が高いようです。

 

そして、先ほどのグラフには出ていないですが、4月下旬~5月初め頃の予測です。

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出典:気象庁「季節予報」

4月下旬~5月初めは、西~東日本を中心に平年並み、北日本では平年並みか低い状況となる可能性が高いようです。うーん、平年値自体がどんどん高くなる時期ですが、なんとか季節に離されないように食らいついていくといった感覚でしょうか。

 

ちなみに、この先1か月の降水量・日照時間は以下の通りの予報が出ております。

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出典:気象庁「季節予報」 

この先1か月は、寒の戻りの影響もあり、日本海側では平年よりも降水が多く、日照時間が少ない可能性がやや高くなっていますね。

 

2~3か月先までの予報

さて、さらにその後の傾向はどのように予想されているのでしょうか。

 

2019年3月25日気象庁発表の3か月予報をみましょう。 

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出典:気象庁「3か月予報」

5月は西~東日本中心に全国的に平年よりも高い気温で推移する可能性が高めのようです。6月になると、やや確率は下がるものの、引き続き西~東日本で平年より高い気温が続く見通しとなっているようです。

 

同じく降水についても見ておきましょう。

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出典:気象庁「3か月予報」

5月は西~東日本で平年よりも多くなる可能性がやや高いようです。6月は一転、西~東日本中心に平年より少ないか並みとなる可能性が高いようですね。

 

今夏の予報

さて最後に、今年の夏の傾向も再度確認しておきましょう。

 

2019年2月25日気象庁発表の暖候期予報をチェックです。

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 出典:気象庁「暖候期予報」

太平洋高気圧の張り出しが弱く、平年に比べて晴れの日が少ない見込みです。前線や湿った空気の影響を受けやすいため、夏の降水量は平年並みか多くなる見通しです。

 

なお気温に関しては、これまでと一転、ほぼ平年並みの暑さとなる見通しです。北日本に関しては平年よりも低くなる可能性の方が大きいようです。これはエルニーニョ現象が続くとみられている影響もありそうですね。

 

エルニーニョに関してご興味がある方はこちらをどうぞ↓↓↓ 

【天気コラム】夏にかけてエルニーニョ現象続くか。日本の天候への影響は?(2019/2/13) - お天気めがねの家庭菜園日記

 

まとめ

これまで高温傾向が顕著でしたが、ここにきて寒の戻り花冷えとなった日本。これまでが暖かすぎただけに寒さが身にしみますね。

 

この先1か月も三寒四温を繰り返しながら、ゆっくりと気温は高くなっていきそうですが、平年値よりも暖かくなるかどうかは微妙なようです。

 

単発的な寒の戻りの際には、郊外や山沿いの地域を中心にまだ遅霜の可能性もありますので、育苗中の低温障害には注意が必要ですね。なお、「春に3日の晴れなし」というように、周期的に天気は崩れますので、徒長してしまわないように、うまく日照を確保できるように頑張りましょう。

 

そして、エルニーニョ現象が夏まで続く予測となっているため、これまでの平年よりも気温の高い状況は夏にかけて次第に落ち着いてくる見込みです。今年の夏の気温は西〜東日本で平年並み、北日本でやや低く、降水量は全国的に多くなる見通しです。

 

皆さまの農業計画のお役に立てれば幸いです。

 

以上、お天気コラムでした!

 


 

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