お天気めがねの家庭菜園日記

気象予報士10年目。2019年春からは新米パパ。ベランダ家庭菜園日記です。日々成長する可愛いチルドレンの日常と最新のお天気情報をお届けします!家庭菜園は2018年夏から始めたばかりの初心者ですがよろしくお願いします!(ブログ開始日:2018/12/3)

【天気コラム】気温のジェットコースター、今後はどうなる?(2020/3/26更新)

 

 春分も過ぎ、随分と春めいてきましたね。3月22日には、全国のトップを切って東京都心の桜(ソメイヨシノ)が満開になったようです。ただ、ここ最近の気温はアップダウンが激しくなっています。今後はどのように推移するのでしょうか?

 いつものように、これまでの経過を振り返りつつ、最新の気象庁発表情報をもとに、今後の天気の傾向に迫りましょう。お天気コラムスタートです(・ω・)/

 

目次

 

過去数か月の天気傾向

まずはエリアごとに、12月からの気温の動向をみておきましょう。

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出典:気象庁「前3か月間の気温経過」

全国的に高温傾向が顕著です。平年値を大きく上回った日が多かったですね。なお、今年度の冬(201912月-2020年2月)は、西〜東日本で観測史上最も高温になりました。

前年度の同時期の平年差はこちら。前年度も暖冬でしたが、今年度の暖かさには及びません。

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出典:気象庁「前3か月間の気温経過」

 

では、各主要地点を詳細に振り返ってみましょう。過去3か月の気温と日照時間の推移です。

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特に西〜東日本の主要地点では、平年よりもかなり高く経過していることがわかります。日照時間もだいぶ長くなってきました。

 

では、マップで全国的に確認してみましょう。 

ここ3ヶ月間の平均気温の平年差をみると、西〜東日本を中心として全国的に平年よりもかなり高温だったことがわかります。

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出典:気象庁「天候の状況」

 

この先1週間の予報

では、気になる今後はどうなるでしょうか。

いつも通り、気象庁の週間予報からチェックしてみましょう。

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気象庁「週間天気予報」を加工して作成

天気は周期変化です。気温は、平年よりも高めの水準で三寒四温といった感じ。

気になるのは、29日の東京が「雨か雪」となっているところです。数値予報による計算では、積雪を予想するものもあるので今後の見解に要注意です!!

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出典:meteologix(ECMWFによる29日昼12時時点の積雪予想)

 

この先1か月の予報

 

では、さらにこの先1ヶ月までの予測を確認していきましょう。

2020年3月26日気象庁発表の1か月予報です。

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出典:気象庁「季節予報」

北日本を中心に高温傾向が続く見込みです。

 

ちなみに、この先1か月の降水量・日照時間は以下の通りの予報が出ております。

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出典:気象庁「季節予報」 

期間のはじめを中心に、西〜東日本では低気圧や湿った空気の影響を受けやすいため、降水量は平年並か多くなる見込みのようです。

 

3か月先までの予報

さて、さらにその後の傾向はどのように予想されているのでしょうか。

2020年3月25日気象庁発表の3か月予報をみましょう。 

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出典:気象庁「3か月予報」

偏西風が平年よりも北へ蛇行する見込みです。そのため、6月にかけても全国的に平年より高めか並みの気温で推移すると考えられます。

 

AccuWeatherの東京の予測もチェックしてみましょう。

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出典:AccuWeather

こちらも概ね似た感じですね。平年より若干高めの予測のようです。夏野菜の植え付け時期の目安となる最低気温10度以上をキープできるのは、やはり4月下旬以降となりそうでしょうか。

ちなみに、AccuWeatherの予測精度を検証したときの記事はこちらですのでご興味ある方は是非。

 

同じく降水についても見ておきましょう。

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出典:気象庁「3か月予報」

降水量に関しては、全国的にほぼ平年並みの状況が続くと見られています。

 

今年の夏の予報

 

さて、オリンピックは延期が決定されましたが、今年の夏の天候はどうなるのでしょうか?2020年2月25日気象庁発表の暖候期予報をみましょう。 

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出典:気象庁「暖候期予報」

夏の気温は、平年より高めか並みとなる見込みです。これまで通りの猛暑を覚悟しなければならなさそうですね。

 

なお、太平洋高気圧の勢力は、夏の前半(梅雨時期)は日本の南で西への張り出しが強いようです。夏の後半は本州付近への張り出しが強く、チベット高気圧の日本付近への張り出しもやや強まると見られます。

つまり、梅雨明け後に、一気に平年以上の暑さがやってくると考えておくべきでしょう。

また、フィリピン周辺の海水温は梅雨明け後に高くなりそうなので、台風の発生は梅雨明け後にラッシュがあるかもしれませんね。

梅雨明け後に本州に張り出す太平洋高気圧が強くなるということは、東シナ海や九州から、日本海へ抜けるコースの台風が多くなるのかもしれませんね。

 

続いて、降水量も確認しておきましょう。

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出典:気象庁「暖候期予報」

夏の前半(特に梅雨時期)は、太平洋高気圧が日本の南で西に張り出すため、日本付近には暖かく湿った空気が流れ込みやすくなると考えられます。そのため、梅雨時期は西〜東日本を中心に平年よりも多めか並みとなる見込みのようです。

最近は豪雨による災害が頻発・激甚化しておりますが、今年も引き続き注意が必要になりそうです。

 

そして、梅雨明け後(夏の後半)は、平年よりも太平洋高気圧が本州付近に張り出す見込みですので、晴れる日が多くなると考えられます。したがって、梅雨時期も含めた夏の期間トータルでみれば、ほぼ平年並みの降水量に落ち着くと考えられています。

 

まとめ

 今年の冬は西〜東日本を中心に平年よりもかなり高い気温で推移し、観測史上最高のとなりました。なお、引き続き、偏西風は平年よりも北を流れる見込みですので、今年の春も平年よりも暖かい日が多くなるとみられています。また、降水量に関しては、目先しばらくは東日本太平洋側を中心に降水量が多くなりそうですが、その後はほぼ平年並みとなる見込みです。

 そして、今年の夏は太平洋高気圧やチベット高気圧の勢力が強くなる見込みですので、平年よりも暑い夏となる可能性がやや高めのようです。熱中症の対策は必須となりそうですね。

梅雨明け後にはフィリピン付近で台風が発生しやすくなると考えられていますので、梅雨明け後では台風の発生ラッシュがあるかもしれません。

 なお、梅雨時期には、日本の南で太平洋高気圧が西へ張り出すため、日本付近に暖かく湿った空気が流れ込みやすくなる見込みです。したがって、梅雨時期の降水量は西から東日本で平年よりも多くなる可能性がやや高く、大雨による災害の発生には今年も要注意となりそうです

 

以上、お天気コラムでした!


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