お天気めがねの家庭菜園日記

気象予報士10年目。2019年春からは新米パパ。ベランダ家庭菜園日記です。日々成長する可愛いチルドレンの日常と最新のお天気情報をお届けします!家庭菜園は2018年夏から始めたばかりの初心者ですがよろしくお願いします!(ブログ開始日:2018/12/3)

【天気コラム】梅雨入りはいつ頃なのか(2020/5/23更新)

 

 関東や東北太平洋側ではオホーツク海高気圧の影響で日照不足・低温が続いていますね。もはや梅雨寒のような状況となっていますが、そのような天気も今日の午後からは一旦解消に向かいそうです。

 となると気になるのが、「梅雨入りの発表はいつなのか」「今後の天候はどうなるのか」といったところでしょう。では、最新の季節予報などをもとに、そのあたりの最新の予測に迫りましょう。

 

目次

 

梅雨入りの目安

 

梅雨は曇りが続いたり大雨が降ったりと、日々の生活や農業などに様々な影響を与えることから、社会的にも関心の高い事柄であり、気象庁では、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、梅雨の入り明けの日を発表しています。

 

では、具体的な梅雨入りの目安はあるのでしょうか?理想的には以下の通りとなります。

  • 前々日までは晴れ
  • 梅雨前線の影響で前日と本日が雨
  • その後1週間の天気予報が雨または曇り

ただ、あくまで理想なので、前日が晴れでも当日の雨で梅雨入りの発表などはあるようです。

 

現在の梅雨入りエリアは

 

5月22日時点の現在の梅雨入りの発表状況はこちら。

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出典:気象庁気象庁|令和2年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)

今のところ、沖縄と奄美地方のみがすでに梅雨入りと発表されています。

※なお、この速報値は、後日、実際の天候経過を考慮した検討を行い、期日が変更となる場合があります。

 

梅雨入りはいつになりそうか

 

では、その他のエリアがいつ頃梅雨入りしそうか検討してみましょう。

一か月予報資料の一部に、加筆したものを載せておきます。

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出典:一か月予報資料に加筆

天気図に馴染みがなければなんのこっちゃか意味不明だと思いますので、この資料から読み取れることを以下に書き出してみます。

  • 1週目(5/23-5/29)は、沖縄・奄美地方に暖かく湿った風が流れ込みやすく、梅雨らしい大雨の可能性がある。本州付近は平年よりも降水量は少なめも、大気の状態は不安定で局地的降水には注意。期間前半を中心に全国的に高温。
  • 2週目(5/30-6/5)は、太平洋高気圧の張り出しが強まり、梅雨前線も本州付近まで北上。西日本や東日本太平洋側を中心に暖かく湿った風が流れ込みやすくなる。ここで西日本中心に梅雨入りの可能性あり。なお、全国的に高温。
  • 3-4週目(6/6-6/19)は、沖縄・奄美への高気圧の張り出しが強まり、ここで沖縄奄美は梅雨明けの気配。一方、西~東日本を中心に降水量が多くなる計算があり、期間初めには西~東日本で梅雨入りの可能性あり。引き続き全国的に高温。

 

さらに、アメリカの数値予報モデルによる計算結果もみてみましょう。対象日時は左上を参照(00Zは日本時間で9時、12Zは日本時間で21時を示す)。

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出典:pivotal weather

色が付いているところが降水を表しますが、この計算でも6月に入って以降は、日本付近を梅雨前線がウロウロする予測となっております。

 

で、さすがに現時点で「何日に梅雨入り」と言えるほどの予測精度はないのですが、あえて果敢に挑戦してみましょう笑

 

現時点の予想が今後も変わらないと仮定すれば、九州南部などは早いと5月31日、その他の西日本も6月1週目には梅雨入りか。ただ、その後数日は晴れそうなので、そこが見送られると、6月2週目前半(6月8-10日前後)の全国的な天気の崩れで西~東日本がトントン拍子に梅雨入りといった感じでしょうか。

いずれにせよ、西日本~東海~関東甲信は、平年並みか平年よりやや遅れての梅雨入りとなると予想します。東北や北陸もそのタイミングでの梅雨入り発表となるのであれば、東北や北陸は平年並みか平年よりも早い梅雨入りとなるのではないかとみています。

 

ちなみに、ここ数日のように東北や関東に日照不足と低温をもたらした要因はオホーツク海高気圧ですが・・・

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このオホーツク海高気圧が出来やすいかを示すオホーツク高気圧指数というものがあります。それによると、6月中旬からは指数が安定してプラスに転じ、再び形成されやすくなることを示しています。

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出典:一か月予報資料

6月2週目の天気の崩れのあと、オホーツク海高気圧が形成されて曇りが続く予想となれば、東北で平年よりも早い梅雨入り発表という可能性が高まります。

そこでの発表を見送られると、現時点の予測では、しばらく日本の南岸に梅雨前線が停滞する計算となっているため、梅雨入りタイミングが読めないですね。。。

 

この先1か月の天候について

 

ついでに、この先1ヶ月までの気温・降水量・日照時間の予測も確認していきましょう。

先ほど確認した通り、平年よりも日本の南海上で太平洋高気圧の西への張り出しが強まるため、日本付近には平年以上に暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。そのため、この先1か月は全国的に高温傾向となりそうです。

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出典:気象庁「季節予報」

気温傾向は上空1500m付近の気温で把握することができます。下図は、上空1500m付近の気温の平年差の実況と予測をまとめたものですが、全国的にプラスになる(平年よりも高くなる)見込みです。

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出典:気象庁「季節予報」

なお、予測にブレ幅が大きい場合は、各予測の線のバラつきも大きくなります。北日本よりも沖縄・奄美の方が予測が安定していますね。

 

ちなみに、この先1か月の降水量・日照時間は以下の通りの予報が出ております。

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出典:気象庁「季節予報」 

西日本と沖縄・奄美では、前線や湿った空気の影響を受けやすいため、降水量は平年並みか多くなる見込みです。また、東日本太平洋側と西日本では、湿った空気の影響を受けやすく、日照時間は平年並みか少なくなる見込みです。

 

まとめ

 5月23日時点では、沖縄・奄美地方のみの梅雨入りとなっています。そして、5月末頃からは、梅雨前線が本州付近まで北上する傾向がみられるため、早いと5月末には九州南部などで梅雨入りの可能性があるでしょう。

 その後、梅雨前線の活動が弱まることはあれど、日本付近に梅雨前線が停滞する可能性が高いため、西~東日本のその他のエリアも6月2週目前半には梅雨入りの発表の可能性があると予想します。その場合、西日本・東海・関東甲信は、平年並みか平年よりやや遅れての梅雨入り、東北や北陸は平年並みか平年よりも早い梅雨入りとなるのではないかとみています。

 なお、平年よりも日本の南海上で太平洋高気圧の西への張り出しが強まるため、日本付近には平年以上に暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。

  そのため、この先1か月は全国的に高温傾向となりそうです。前線や湿った空気の影響を受けやすい沖縄・奄美及び西日本では、降水量が平年並みか多くなる見込みです。また、東日本太平洋側と西日本では、日照時間は平年並みか少なくなる見込みです。

 

以上、お天気コラムでした!


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